今朝は早起きしたのに全然眠れないからブログを書きます。
今埼玉県にいます。
急な事でしたが祖母に会いにきました。
92歳のおばあちゃんは数年前から何度も何度も救急車にお世話になっています。
先週も救急車で運ばれて夜遅い時間だったけど大阪に住んでいるわたしにも連絡がきました。
ああ、もうおばあちゃんに会えないかもってその時初めて思いました。
娘はまだ祖母に会った事がありません。
その内に顔を見せに行きたいなと思っていましたが、その内っていつだろうって考えてしまいました。
わたしが埼玉県に来たところでお手伝い出来る事なんて何もないから本当にただの自己満足だけど会いたいと思った気持ちを大事にしました。
夫と息子と娘も巻き込んで飛行機に飛び乗りました。
久しぶりに会ったおばあちゃんは痩せ細ってしまっていて食事もほとんど食べれてないみたいでした。
会えて良かった、会えて嬉しい、だけどとてもさみしい気持ちになりました。
また会える?
今回が最後なのかな?
そんな事考えてしまうなんて嫌なのに会いたかっただけなのに。
どんな時も自分の身なりを気にするおばあちゃんはひとりでお風呂にも入れないくらい弱っているのにちゃんと着替えて髪を整えて座って私達を迎えてくれました。
いつも綺麗にきちんとしてるおばあちゃん。
なのに身体はひょろひょろで皮と骨だけでちぐはぐしてた、全然直視出来なかった。
目を合わせるのが辛かった。
きっとおばあちゃんもこんな姿見られたくないんだと思う。
わたしの母が中学生になって間もなく祖父は交通事故で亡くなってしまった。
だからわたしはおじいちゃんに会った事がない。
おばあちゃんはその後女手ひとつで母含む三姉妹を育てた。
自分の子供が3人、孫が4人、ひ孫は3人。
母含む三姉妹はきっとおばあちゃんに1分1秒でも長く生きてほしいって思ってる。
わたしだって自分の母にはきっと同じ事をつい思ってしまうと思う。
だけどおばあちゃんに対してはそうは思ってない。
おばあちゃん本当はもうそろそろおじいちゃんに会いたいんじゃないかなって思ってる。
おじいちゃんが亡くなってもう50年くらい経つのにおばあちゃんはわたしにおじいちゃんの話をたくさんしてくる。
おばあちゃんっておじいちゃんの事今も好きなんだなっていつも思ってた。
会うの楽しみだろうなって。
でも三姉妹が行かないでって言うもんだからなかなか行けないんだろうなぁ。
縁起が悪い話だけど、おばあちゃんに何かあっても泣かないって決めている。
泣き虫だけど今回ばかりは泣かないぞって決めている。
三姉妹がきっと一番悲しい、わたしはおばあちゃんのお世話もしないでたまに顔を見せてるだけの良いところ取りだから、泣くのはいつもそばにいてくれたみんなに譲ってわたしはおばあちゃんを笑顔で見送るぞって思ってる。
不謹慎な話しちゃった。
でももうおばあちゃんに、元気でいてね、また会いにくるから頑張ってね、って言えないよ。
もうたくさん頑張ってる人に、頑張って、なんて言えないよ、わたしは。
ごめんね。