今更だけどAmazonプライムでコウノドリを観ています。
息子を出産する間近にも時間を持て余していて観てみようかなと1.2話だけ観た事があるけど、その時は観るのが続かなかった。
当時まだ出産を経験していないわたしには出産などは他人事で全然リアリティ?を感じられなかったのだと思う。
ところが2度の出産を経た現在久しぶりに観てみると、めちゃくちゃ面白い。
毎回泣いてる。
出産した赤ちゃんの顔がテレビに映るだけで泣いちゃう。
(めばえ観ても泣いちゃう)
まだ全部は観てないけど、高橋メアリージュンの回はやっぱり心に刺さるものがあった。
産後鬱の話だった。
わたしは彼女のように仕事復帰しなきゃ!とかは無かったけど、今思えば、誰にも頼ってはいけないという気持ちがすごく強くて、だけど自分ひとりでは何も完璧にこなせなくて、やり方もわからなくて、他のお母さん達が出来ている事を自分は何も出来ていないんだと自身を責めて消えて無くなりたいと思っていた。
息子の事もしばらく可愛いと思えなくて、当時わたしはその事をまじでやばい母親だよ…と思っていてすごく辛かったけどドラマで高橋メアリージュンも同じ事言っていてそれに対して可愛いと思えないのは治療が必要な病気だからと言われていてわたしもそれを聞いてとても安心した。
自死しそうになった時に助産師の小松さんが、何も出来なくてごめんねって言っていて、自分が言われたわけじゃないのに感情移入しすぎてとても辛くなってしまった。
頼ってもいいんだよ!って、何かあったら電話しておいで!って、わたしも当時産院のスタッフに散々言われてだいぶ救われたところがある。
本当に辛くて辛くて、大声で泣き続ける赤ちゃんの息子をどうしたらいいかわからなくて、わたしはまだろくに首も座ってないような息子を泣きながら布団に投げつけた事が一度だけある。
こわかった。
自分の事がこわかった。
これが永遠に続くのかもしれないという恐怖もあった。
ドラマに出てくる江口のりこさんが、子育てを美化しすぎって言っていて、本当にそうだよって思った。
みんな完璧じゃないし、そもそも誰もわたしに完璧など求めていないとやっと気づいてわたしは楽になった。
コウノドリ面白い。
先日祖母に会うために初めて子連れで飛行機に乗った話や娘が寝返りがえり出来るようになった事とか書き留めておきたい事はたくさんあるのに全然調子が出ない。
また調子が出てきたら書きます。