前回の続きです。
2日目はホテルで朝食を食べてから喪服に着替えてお寺へ行きました。
息子の服はUNIQLOで一式揃えて4,000円くらいでした。
娘の服は義母が息子1歳の時に縫ってくれた濃紺色のつなぎのおさがりです。
わたしも産まれて初めて喪服に袖を通しました。
法要中はお経のリズムが気持ち良いのか息子も娘も午前中にも関わらずぐっすり眠っていました。
法要が終わった後は一度着替えて午後から祖母宅へ行きました。
おばあちゃんのお家は平家でとても広いです。
わたしはこのお家に来るのは2回目です。
おばあちゃんとは夫と結婚した年に一度だけ会ったきりですが、ずっと文通をしていたので、身近に思っていました。
夫とお兄ちゃんが小さい頃、夏休みや冬休みの度にここに来て遊んでいたんだな〜と思うと、なんだか切ない気持ちになります。
おばあちゃんがひとりで住んでいたけど、もう誰も住む人がいなくなるので、もうすぐこのお家は壊されるみたいです。
最後に息子と娘を連れて来れて良かったなぁ。
わたしと夫は義父から家の解体の事を聞いていたけど、お兄ちゃんは今回初めて聞いて知ったようでとてもショックを受けていました。
お家を壊すという事で女性陣で形見分けをしました。
わたしはちゃっかりカバンをいただきました。
それから送る事にしてもらったのでまだ手元には届いていないのですが素敵な食器をいくつかいただきました。
おばあちゃんちにわたしの好きなポーリッシュポタリーのお皿があってそれもいただきました。
お着物もたくさんあって欲しかったけど上手に保管出来る気がしないので諦めました。
ある程度片付けが終わってから義母とふたりで話す機会がありました。
(隣の部屋に夫とこども達だけは居たので話は聞こえていたと思うけど)
おばあちゃんがどんな人だったのか、なんとなくそんな話から、嫁姑の話になって、そのタイミングで義母から「ばうちゃんの事は嫁姑関係と思ってないねん。わたなべの家に嫁に来た、お嫁さん同士って感じに思ってる。」と言われました。
夫のお母さんは本当にわたし達に全然干渉してこなくて、だからって冷たいわけでもなくて、色々良くしてくれるけど、でも確かに子ども達の事は孫だと思ってないだろうな、とか感じる事はあって、だから今回ハッキリとそう言われてとても腑に落ちました。
わたしにとって今回の鹿児島で一番の収穫です。
そうか、そういう風に思われていたんだなって。
(義母は夫の実母ではなくて継母です)
翌日はお墓参りもしたのですがここには夫の実母も眠っています。
義母はいつもどんな気持ちなんだろうなと考えてしまいます。
夜は榮樂寿司というところにお寿司を食べに行きました。
おばあちゃんの席とおばあちゃんのノンアルコールビールもあってみんなで乾杯をしました。
ビールや日本酒を飲んでなかなか盛り上がりました。
お寿司美味しかったなぁ、お寿司大好きです。
息子にもお子様プレートがありました。
夕食を終えてみんなでホテルに戻って解散しました。
この日もお兄ちゃんの部屋では宴会が行われていましたがわたしと夫は0時には寝ていました。
▼続きます。