わたなべばうの日記

WATANABEさんチの育児ブログです。

息子を信じる事と守る事

 

もし自分の子どもが幼稚園の同級生数人から「おまえはめがねかけてるからサッカーに寄せたらへん」と言われているとしたらどう思いますか?

 

一度きりの事じゃなくて、鬼ごっこの時もかくれんぼの時も、半年前から同じ理由で毎回自分だけ寄せてもらえず、悔しいし悲しい思いをしていただろうな。

誰にも言えず、校舎の陰でこっそりひとりで泣いた日もあると聞きました。

この話を聞いた時は親として、とても切ない気持ちになりました。

 

いじわるなことを言われた時に先生に言っても良いし、ママに言っても良いんだよと伝えましたが

「先生は見ていない時だったし、いじわるされている事を先生に知られる事が恥ずかしい」

「ママに言ったら、ママが悲しい気持ちになるから言いたくない」

と息子から返ってきました。

 

ママから先生に伝えようか?と言いましたが

「大丈夫だから言わないでほしい」

と言われました。

そしていじわるを言ってくる子に運動会のかけっこで絶対負けたくないから特訓する!と運動会本番の日まで1ヶ月間、毎朝一生懸命走って登園していました。

そんな姿を見て息子はそうやって自分の中でいやなことを解決する力がある子なんだなとその時はそう思ってしまいました。

だからもう少し見守ろうと。

 

でもやっぱり、相変わらず息子がしょんぼりしながら帰ってくる日もあったので、こないだ担任の先生に「一応知っておいて欲しい事なんですけど…」と息子には秘密でとうとう話をしました。

 

そしたらわたしが思っていたより深刻な問題として受け止めていただいたようで、全職員に周知していただき、いじわるを言ってきていた子それぞれの各保護者にも連絡が行ったようです。

 

そして幼稚園の主任の先生から

「(息子)くんがひとりで乗り越えれるとしてもそんなんひとりでがんばることじゃないのに、彼にがんばらせてしまって申し訳ありませんでした」

と言われました。

 

担任の先生からも

「そんないじわるはあってはならない。恥ずかしい事じゃない、話しても大丈夫なんだと安心してほしい。そのために全力で(息子)くんを守りたい」

と言ってもらいました。

 

それを聞いてわたしは、

「ああ、息子はまだ5歳の子どもなんだから、ひとりで全部を抱えさせたらダメだった。がんばらせすぎていた。もっと早くから大人が介入しないといけないような大変な問題だったのかもしれない」

と初めて気づき、そして自分の親としての立ち振舞いを反省しました。

 

わたしは息子の「大丈夫だから」という言葉を信じ「恥ずかしいから誰にも言わないで」という気持ちを尊重したつもりだったのですが、間違えていたのかな…と思います。

 

みなさんならどのような選択をしますか?

 

数年後、数十年後のわたしがこのブログを読んだらその時はどんな風に思うだろうか。

どういう選択が良いと思うのだろうか。

それが知りたくて、ここに書き残しておこうと思いました。

 

だからまだ解決はしてないのですが、これに関してもう続きや結末は書かないと思います。

さて、それでも、

明日は息子とふたりでゆっくりお話しようとおもっています🍓

 

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