わたなべばうの日記

WATANABEさんチの育児ブログです。

1歳8ヶ月息子のイヤイヤ期

ユニバーサルシティに行った日、お昼ごはんはサイゼリヤに行きました。

11:30頃到着したので混んでいないと思ったのですが、すでに順番待ちの列が。

恐らく待ち時間は30分程になる事、そして代表の1名しか並ぶ事が出来ない事を店員さんから伝えられました。

(順番が来たら電話などしてお連れ様を店内に呼んで下さい、との事)

ちなみに他の飲食店はどこも空いていて選択肢はたくさんあったのですが、前日から夫が、久しぶりにサイゼリヤ食べたい!と楽しみにしていたので、結局サイゼリヤに並ぶ事にしました。

夫とベビーカーに乗っている娘が並んで、わたしと息子が時間潰しをする事になりました。

(子供は一緒に並んで良いらしい)

GAPが入っていたので服を見ていたのですが、息子がぐずり始めました。

抱っこすると寝そうです。

抱っこ紐をベビーカーに積んできてしまったので抱っこ紐なしで重たい息子を抱っこするのが辛く、どこか座れる場所を探したのですが、フリーの椅子が全部使えないようになっていました。

(ソーシャルディスタンスのため)

わたしの抱っこが安定しないので息子も寝るに寝られずどんどん不機嫌に。

これはもうだめだ!

一緒に並んではいけないとわかってはいるがサイゼリヤに戻ろう!

と思っていたところ、夫から電話があり、順番が来たとの事。

良かった、助かった〜!

店内に着席すると、一旦目が覚めた様子の息子。

だけど機嫌が悪い。

ずっと「へ」の字の口をしています。

とりあえず息子用のメニューを先に注文してオレンジジュースで機嫌を取る作戦に。

少し飲んだけど、これで機嫌は取れなかった。

いやだいやだ、いらない、ほしくない、これじゃないと言わんばかりの大きな声を出して暴れ出します。

頭を横にブンブン振って、両手で、違う違う!と拒否をして、そして大粒の涙を流しながら泣き出す始末。

オレンジジュースを、コーンスープを、ポテトフライを、スパゲティを、全てを投げ飛ばそうとする。

ああ、やっぱり眠いんだな、と夫が息子を抱っこしてあげようとすると、店の端から端まで響き渡る叫び声をあげる。

わたしと交代しても、立ち上がって抱っこであやしても、全然ダメで、いやだいやだと何度も頭や顔、身体を叩かれる。

途方に暮れてしまった。

周りの視線が痛い。

私達を見てコソコソ喋っている人達がいる。

同情してくれているのか、笑われているのか、迷惑だと思っているのかもわからない。

店員さんも横目で何度も見てくるし、なんだか気まずくてわたしも嫌〜な汗をかいてしまう。

途方に暮れてはいるものの、どこか冷静なわたしもいて、

はは、ここがファミレスで良かった。

電車だったら地獄だよ。

…なんて考えていたりした。

夫は、もう店を出ようと言うけれど、途方に暮れすぎたわたしは思考回路が止まってしまっていて、息子の叫び声が響き渡る中、こんな状態でどうやって誰がお会計して、どうやって荷物をまとめたら良いんだろう、とボーッとしていた。

使い物にならないわたしは泣き喚く息子を抱っこしたまま座っていたけど、夫はサッサとお会計を済まし、荷物をまとめてベビーカーを押し出した。

店の外に出るとわたしも目が覚めた気分になって、なんだか一連の出来事に笑けてしまった。

息子は眠いのピークを超えてしまったみたいでその後も眠たいだろうに全然寝なかった。

でもしばらくすると息子も落ち着いてきたようでいつも通りの息子に戻っていた。

みんなで気を取り直してお土産屋さんを見たり、USJの入り口まで散歩したりした。

そうして、さてぼちぼち帰ろうか、となったところで、電車に乗る前にスターバックスで少しお茶しようかということになった。

さっきのサイゼリヤのリベンジだと思うと心が躍る。

スターバックス行けて嬉しい。

店内は空いていて先に席を確保した。

子供用の椅子も借りた。

わたしが並んでイチゴのフラペチーノと、紅茶のフラペチーノを注文した。

商品を受け取り、席に戻ってくると、息子がまたぐずりだした。

さっきのサイゼリヤと同じだ。

iPadAmazonプライムを見せてもダメ、iPhoneを渡してもダメ。

フラペチーノが大好きな息子なのにフラペチーノを飲ませようとしても、いやだいやだと泣き叫び、ぶん投げようとする。

いくら空いているスタバとはいえ、静かでお洒落な場所でこんな子供の泣き叫び声は迷惑すぎる。

夫と目を合わせて、店を出よう…となった。

わたしは周りに見られるのが恥ずかしくて、そして申し訳なくて、下を向いてしまい、もう周りを見れなかった。

逃げるように店を出ようとした時、店員のお姉さんが、お水を入れたスタバのカップを持ってきて息子に渡してくれた。

「みんなと同じのが欲しかったのかな?」

と笑顔で言ってくれて。

緑色のストローがささったカップを貰って息子は泣き止んだ。

結局店の外に出たら息子は泣き止み、イチゴのフラペチーノをほとんどひとりで美味しそうに機嫌良く飲んでいた。

わたしはお店でゆっくり座って飲みたかったよ。

知らない人に何かを貰ったから意表を突かれてたまたま泣き止んだだけで、息子はカップが欲しかったわけじゃないとわたしは思っている。

でもだからってどうして癇癪を起こしたのかはわからない。

家でもそう。

何に怒っているのかいつも全然わからない。

彼は彼なりに何か主張しているのだろうけど、なんせまだまだ宇宙語しか話せないから伝わらない。

読み取ってあげたいけど、読解出来ない。

誰もが通る道だろうから、癇癪を起こされてもいちいち腹が立ったりはしないけど、やっぱりわたしも人間だからたまにはイライラする事もある。

外でやられたらへこんだりもする。

わたしと息子だけの問題なら全然いいんだ。

だけど他の人に迷惑をかけてしまう事が辛い。

幸い、妊娠中も出産後も今まで意地悪な人に出会った事はまだない。

だけど舌打ちとかする人にいつか出会ってしまったらどうしよう。

あー、やだな、と考えたりする。

もし暴言を吐かれたり手を出されたらどうしよう、子供達を守れるかな、と考えたりもする。

考えすぎ?

でもわりといつもそんなことを考えて予防線を張っているつもりなので、逆に親切にされたりするとすぐに泣いてしまう。

スタバのお姉さんが駆け寄ってくれて泣きそうだった。

下を向いてしまい周りが見えていなかったわたしだったけど、夫によると、近くに座っていた外国人の方も離れた場所から息子をずっとあやしてくれていたらしい。

お店で騒がれたら、そりゃ堂々とは出来ないけど、仕方のない事だから、今日みたいな対応でいいじゃない、と夫に言われた。

そうだね。

だけどしばらくはコイツ(息子)連れて外食したくないな!もうこりごり!

とふたりで笑ったのでした。

帰り道はやっと息子が落ち着いて寝てくれて、問題なく帰れました。

これから1年間くらいこの癇癪と向き合うのか。

このイヤイヤ期が終わる頃には、自分の気持ちを多少コントロールしたり、伝えたりすることの出来る息子になっているのかな、と思うと不思議な気持ちです。

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