わたなべばうの日記

WATANABEさんチの育児ブログです。

一時保育と音羽山荘

昨日の話。

息子を保育園に預けに行ったらいつも5〜6人いる教室にこの日は息子だけだった。

先生1人、息子1人。

みんな預けるのをキャンセルしたらしい。

結果、遠慮しなかった我が家だけこの日の一時保育を利用することになった。

息子はお友達がいなくてつまらなかったかもしれないし、息子のためだけに一時保育の教室を担当してくれる先生には申し訳なかったけど、一時保育の教室は通常の教室より狭いから、感染の危険度がグーンと下がってわたしはラッキーだなと思った。

息子を預けて園を出てテクテク歩きながらコンビニに寄った。

飲み物を1本とピザまんを2個買って朝食代わりに歩きながら夫と食べた。

良いお天気だったからもう楽しかった。

梅田に出てから阪急電車に乗って箕面駅に向かった。

学生時代は宝塚線を利用していたので宝塚沿線は好きな街並みだ。

普通電車に乗りながらのんびりと向かった。

今日は音羽山荘でお寿司のランチを12時に予約していたのだけど早く着きすぎてしまったので少しだけ周りを散策した。

箕面温泉スパガーデンの入り口にもう桜が咲いていて、それも満開だった。

見間違いかな、梅かなとも思ったけど、やっぱり桜だったみたいだ。

箕面温泉のエレベーターに乗って頂上から箕面の街並みを見下ろしたりもした。

宿泊した事もあったので下におりてからはわたし達が泊まった部屋はあの辺かな?と探してみたりもした。

そんな事をしていてもまだ時間は早かったけど、11時40分頃には音羽山荘にお邪魔する事にした。

大阪 箕面のお料理・食事とご宿泊なら音羽山荘

入り口に仲居さんが立っていてくれたので名前を伝えるとすぐに中へ案内してくれた。

今日のランチ利用はわたし達だけだった。

お寿司ランチの他に会席のコースも別のフロアでやっているけれど、わたし達以外は全くの0組で音羽山荘貸切となった。

お寿司ランチは会席ランチよりも人気で平日でも中々予約が取れない。

カウンターが8席分しかないのだ。

わたしも今まで何度か予約の挑戦をしてきたけどなかなか取れなくて今回たまたま取れたところ、ウイルスの所為で他のお客さんのキャンセルが相次ぎ、貸切の運びとなった。

保育園にしてもこのランチにしても強行突破して結局いつも以上にいい思いをさせてもらっているのでやっぱり必要以上に遠慮したり予定を中止したりする事はしなくて良い、という自分なりの結論に改めて至った。

飲食店業界は本当に大変そうだ。

お寿司ランチは去年まで2,700円ほどだったのに10月の消費税値上がりのタイミングで5,500円(税込)に変更されていた。

正直高いな〜と思ったけど、それでも音羽山荘に行きたいなと思ったのは、息子を出産する直前もここに宿泊した事があり、なにか縁を感じていたからだ。

(宿泊は1日に最大3組までで子供は不可だけど、この宿泊の時も他にお客さんはおらず1棟貸切だった)

そして何より本当に食事が美味しい!

宿泊時は夜の会席コースを頂いたのだが、本当に本当に美味しくて、絶対にまたここで食事がしたい!と思った。

実は3年程前、結婚式もここでするか迷い、見学会で式のお料理をコースで頂いた事があるのだけど、それもとても美味しくて料理だけなら実際に式を挙げた太閤園より音羽山荘の方が断然良かった。

(人数の関係もあり、結局音羽山荘での式は諦めた)

そんなこんなで式は挙げなかったけど、わたしが音羽山荘を大変気に入り、今回のお出かけでもこちらで食事をする事にした。

貸切のカウンターはとても気持ちが良かった。

宿泊した時の朝食もここで食べたので懐かしい気持ちになった。

お寿司を握ってくれる大将が今日は貸切になったからお子さん連れてきてくれても良かったね、連絡してあげれていたら良かったね、と言ってくれた。

(ここは宿泊もそうだけど1棟貸切、あるいは食事時は個室利用だと子供も可能)

そうであってもあんなヤンチャな坊やは連れてきたくはないぜ、と思いながら食事がスタートした。

まずは生ビールと柚子サイダーを注文して乾杯。

それから前菜。

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あわびの炊いたやつ、かずのこ、ホタルイカ

全部美味しい。

ホタルイカ大好き、すごく新鮮で感動した。

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小さないくら丼。

それから牛小鍋に火を付けてもらい、その間に茶碗蒸しをいただく。

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茶碗蒸しはウナギ入り。

牛小鍋の写真は撮るのを忘れていたけど、お肉(どこのお肉か失念)とお出汁がめちゃくちゃ美味しい。

お出汁全部飲みたいと思っていたら大将が、お出汁美味しいから入れてあげるねとお碗に全部入れてくれた。

それからお口直しにトマトのジュレ

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これが信じられないくらい美味しかった。

出てきた時は、えっ、トマト…?と思ったけど一口食べてビックリ。

トマトだと言われなかったらわからないくらいに甘くて美味しい。

キウイとレモンも入っていたし、透明のジュレ自体もとても美味しかった。

それから握り寿司がスタート。

全然写真撮っていない。

何貫くらい食べたのかな。

マグロトロから始まって、鯛炙り、ヒラメの縁側、イカイカの軟骨、海老、雲丹、穴子などを出してもらった。

(他にもあったかも、忘れてしまった…)

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全部当たり前に美味しかったけど、最高級の雲丹だよって出してもらった雲丹と、この穴子は相当美味しいよ〜と言われて出してもらった穴子は本当に美味しかった。

穴子は今まで食べた中で間違いなく一番だった。

口の中に入れたら溶けて無くなってしまったのだ。

味付けもタレでなく塩だった。

先に甘く炊いてあったのだと思うけど、あんなに美味しい穴子がこの世に存在するのかと思ったし、ウナギ派だったけど一瞬で穴子大好き!って心を奪われた。

お寿司の途中ではアサリのお味噌汁も出てきた。

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最後に豪勢な海鮮巻きを作ってもらった。

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今日食べたお寿司の集大成で味を噛みしめながら食べた。

もうこの頃にはお腹がはち切れそうなくらいいっぱいで、夫もお腹いっぱいになっていたから、ボリュームは申し分無いと思う。

最後にデザート。

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メロン、金柑に珈琲付き。

とてもお上品だった。

幸せだった。

そうそう、ここで会席を食べた時もこういう満たされた気持ちになったんだった、と思い出した。

値段じゃない。

本当に価値あるお食事っていうのは存在する。

食事が終わった後は足湯に案内してもらった。

もちろん温泉湯。

タオルもお水も完備されていて窓から景色が見える。

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貸切なので好きなだけどうぞ、と言われて一時間くらいダラダラして、そろそろ帰ろうかなとした所で、仲居さんが館内お散歩されて行きますか?と言ってくれたのでそうする事に。

一部リニューアルされていた空間などもあって、まんまと、ああ、また泊まりたいなと思った。

でも後から調べたら恐らく宿泊料金も値上っている気がする!

それでもまた来たい気持ちに変わりはないのでとりあえず9月に食事の仮予約だけ取って帰る事にした。

まだ予約確定は出来ないみたいで音羽山荘側に結婚式の予約が入ってしまうとランチは出来ないみたいなんだけど。

夫の両親家族と我が家のおチビ達もご招待して今度はみんなで食事が出来るといいな。

 

折角だから参考までに宿泊した時の写真を載せておこう。

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お料理の写真もあるけど、写真ばかりくどいからやめておこう。

 

音羽山荘を出発した後は梅田に戻り阪急百貨店で欲しかった日焼け止めを買って、他にもクッキーの催しなどをやっていたみたいで見たかったけど、時間が足りなくてこれには行けず、バタバタしながら保育園に息子を迎えに行った。

いつも迎えに行く時は特別息子を愛しく思う。

いつも夫婦ふたりだけでお出かけしている時、こんな時くらい息子の事を忘れたいものだけど、夫とは息子の話ばかりしてしまうし、それどころか息子の写真ばかり見ていたりする。

毎日一緒にいるけどやっぱり大好きだなぁと改めて思う。

そういう確認が出来る事もわたしにとって一時保育のメリットのひとつ。

最近は預ける時に大泣きするし、迎えに行くと見つけた途端悲しそうな顔して走ってきて、その後しばらくコアラみたいにしがみついて置いていかれた事をしばらくすねていたりする。

去年の9月から月に1回だけ利用してきた一時保育。

最初に預けた頃に比べると息子の様子もぐんと変わったと思う。

わたしにとってどの日もとても大切なものだった。

専業主婦で特別な予定があるわけでもないのに、月に一度わたしに向き合ってくれる日を設けるためだけに夫は有給を取ってくれて有料の一時保育を利用させてくれた。

毎月この日がすごく楽しみだった。

手を繋いで歩くのが好きだった。

誰にも邪魔されないで会話してゲラゲラ笑うのが楽しかった。

この日のために普段は出来ないお洒落をするのも好きだった。

でも終わってしまった。

しばらくは夫とふたりだけでお出かけは出来ない。

悲しいし、寂しい。

でも楽しかった大切な日々を思い出しながら、夫がわたしに向き合ってくれたようにこれからはわたしも子供達と向き合う。

大丈夫、わたしなら出来る!

来月にはもうひとりいると思うと実感が無くて不思議だけど、家族が増えるのは単純に嬉しいし、悲しむような事ではない。

これからも引き続き、楽しい人生にしよう。

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